保護と平等は盾の両面
「女性に対する差別ハンタァーイ」
・・・というスローガンが、社会の多くの分野ではしだいに色あせてきています。
ちょっと気のきいた女性なら、たいてい「差別差別というのは被害妄想よ」
「私は女性であることをエンジョイしているわ」というようになってきています。
しかし、いまだに差別だ、平等だ、という問題が解決されていないのが職場です。
もちろん、古典的な差別・・・結婚.妊娠・出産退職制や、40歳未満の若年定年制はさすがに撤廃されつつあります。
労働省婦人少年局は、これまで女性差別のある1万8100社に対し制度改善を求めてきましたが、1980年3月までに、約5割の会社が差別制度を廃止しました。
しかし今日においても、大卒女子の採用とか、管理職への登用とか進出といった面では歴然とした男女差が残っています。
また、ほとんどすべての女性は男性との賃金格差に悩まされているのです。